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ブログを引っ越します

駅きかく会議のブログは、以下へ引っ越しました。

http://blog.canpan.info/eki-kikaku/

今後はこちらから情報発信を行います。
よろしくお願いいたします

# by niigata-eki | 2012-10-02 00:14  

新潟駅南口中央広場・利活用推進検討会(第3回)を開催しました

第3回の検討会では、前回に引き続き南口中央広場の「今後の運用管理に関する仕組み」について協議・検討を行いました。

第3回 新潟駅南口中央広場・利活用推進検討会 議事要旨
開催日時: 平成22年3月12日(金)13:30~15:30
開催会場: 新潟市役所第1分館401会議室
出席者 :10名
     エキナン会
     光のページェント実行委員会
     新潟駅周辺整備事務所
     中央区建設課
     NPO法人まちづくり学校

◆新潟駅南口中央広場利用許可におけるチェック項目(案)について
 ○ルール・仕組み作りにあたっては、細かく制限をしていくと市民利用が難しくなる
  のではないか。
 ○「○○はダメ」という表現では、確認時に漏れが出てしまうだろう。

 →申請時に確認できるように、「ここは押さえよう」というチェックポイントをまと
  めていく。

◆新潟駅前広場使用許可運用マニュアル(骨子案)について
 ○広場内施設の破損等があった場合、罰則を設けるべきではないか。利用者が原状復
  帰をしなければならないことを明示すべきである。
 ○イベント後には、ごみのポイ捨てだけでなく、ガムで床面が汚れていることが多い。
  利用申請時の説明書等に「掃除用具を準備すること」と明記することが必要である。
 ○現状では、子どもがローラースケート等で遊んでいる時、注意することはできても、
  取り締まりはできない(取り締まるのは警察の役目)。「危険な行為」をどう線引
  き・制限するかは、今後の検討事項である。
 ○利用者が広場内で遊んでけがをした場合は自己責任であるが、利用者が広場内の施
  設を損壊した場合、原因者が明らかであれば原因者に復旧してもらうのが原則にな
  るだろう。ただし、現行犯でない限り責任を問う事は難しいのが実状である。
 ○申請内容と実施内容が異なる場合、現状では発見次第対応することになる。しかし、
  中央区側で申請内容と実施内容が合致しているかどうかの確認は行っていない(そ
  こまで手が回らないのが実状)。
 ○使用許可証を、利用者から見える場所に貼ることを義務づけるようにするとよいの
  ではないか。
 ○無断使用があった場合、現状では発見次第対応するしかない。しかし、市側で常に
  現地を見回ることはできない(そこまで手が回らないのが実状)。
 ○使用許可申請が必要なことを周知されるまで、看板など現場に表示するとよいので
  はないか。まずは、エキナン会側で、イベント告知や使用者募集・申請に関するチ
  ラシを作成してはどうか。
 ○賑わいを創出するために、移動販売車の存在は必要だと思うが、特定の業者だけが
  利用しつづけるような仕組みは望ましくない。当面は、推移を見守りながら、状況
  に応じて規制等の検討も必要になるだろう。

 →新潟駅前広場使用許可運用マニュアルについては、実験実施→見直し→修正を繰り
  かえすことで、うまく活動をコントロールできるような内容にしていく。

# by niigata-eki | 2010-03-16 15:09 | ワークショップ結果報  

新潟駅南口中央広場・利活用推進検討会(第2回)を開催しました

 第2回の検討会では、南口中央広場の「今後の運用管理に関する仕組み」について協議・検討を行いました。
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第2回 新潟駅南口中央広場・利活用推進検討会 議事要旨
開催日時: 平成22年3月5日(金)13:30~15:30
開催会場: 新潟市役所第1分館502会議室
出席者 :11名
     エキナン会
     光のページェント実行委員会
     新潟駅周辺整備事務所
     中央区建設課
     まちづくり学校

【ルール・仕組みづくりが必要となった背景】
現状は広場利用において明確なルールがなく、利用の際、様々な問題点が出てきている。
例えば、
  ・利用時間を8時から21時としているが、これにより業者の搬入時間と出勤
   ラッシュの時間帯が重なってしまう場面が発生してしまう。通行者が多い
   中での搬入は、接触等の危険を伴う可能性がある。
  ・市が利用実態を把握しきれず、判断しづらい。
  ・明確なルールがないため担当者の裁量によることもあり、異動等で担当者
   が変わると初めから話し合いのやり直しという事になりかねない。 等々

今後、駅前広場という公共空間で行われる催しの内容精査をどう図っていくかが課題となっている。これらの理由から、広場利活用促進のルール・仕組み作りが必要となった。

【ルール・仕組みづくりの流れ】
この検討会では、広場の使用者に提示できるルールについて考えていきたい。検討会で話し合われた事柄を参考に、実行できることから取り入れていきたい。

【ルール・仕組みのアイディア】
◆広場利用時間について
 ○基本的な利用時間は、8時~21時(音を出しても良い時間帯)である。
 ○季節やイベント内容など、状況に応じて利用時間を変更することも可能とする。
  その時は要相談としたい。

◆音の制限が必要
 ○深夜および早朝において、音の制限が必要である。設営時のパイプ組み立て音
  など、搬出入時の音の発生も考慮すべきである。
 ○大音響を発生させる催し(コンサート、太鼓の演奏など)は、周辺の高層マン
  ション(特に中高層階)から苦情が寄せられる可能性が高い。利用者には、音
  への配慮を求めるとともに、大音響が発生する催しの制限を考える必要がある。

◆搬出入のルールが必要
 ○搬入時間、搬入場所、進入禁止の場所(ウッドデッキ)、車両重量、駐車場所
  を明示したほうがよい。

◆イベントの規模による対応が必要
 ○小さなイベントが同時多発する場合と大きなイベントをする場合は、対応の仕
  方が異なるだろう。それぞれの規模に合わせた対応が必要である。

◆イベントの受付業務を民間が担う形になることがベター
 ○現在は中央区が担っているが、将来的には、民間団体が指定管理者等になり、
  そこが受付業務も併せて行う形になるとよい。つまり、申請受付・立ち合いに
  よる現地確認・書類審査・ルール等は民間団体が担い、その後、市役所は申請
  書類を確認、許可という流れができるとよい。

◆広場に見回り役を配置することも検討すべき
 ○申請書類の審査だけでなく、現場に人を配置し、常に目を光らせることも必要。
  何か合ったとき(進入禁止エリアに車を駐車した場合など)は、すぐに現地に
  いって注意するなどの対応が必要である。

◆飲食・喫煙のルール作りが必要
 ○広場利用者には、喫煙・禁煙のエリア分けを求めるべき。
 ○駅南地区は路上喫煙制限地区対象外だが、禁煙エリアの拡大を希望する。広場
  に(喫煙)マナーを啓発する人員を配置したい。喫煙者用の喫煙ブースを設け
  ることも併せて検討が必要である。

◆イベント参加者が予想以上に多い場合はどうするか
 ○大イベントを実施する場合、事故の危険性が高まる。借りている場所以外でイ
  ベントに起因する事故が発生した場合の対応について、今後検討が必要である。
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# by niigata-eki | 2010-03-08 15:04 | ワークショップ結果報  

新潟駅南口中央広場・利活用推進検討会(第1回)を開催しました

 新潟駅南口中央広場の利用が開始されてから半年が経過しようとしています。この間、「エキナンフェスタ(主催:エキナン会)」「トキめきカーニバル(主催:トキめき新潟国体新潟市実行委員会事務局)「Niigata光のページェント(主催:NIIGATA光のページェント実行委員会)」という3つのイベントが開催されました。現在は冬期間のため、あまり利用できない状況になっているものの、春以降は様々な団体等による広場利用を促進させていく必要があります。

 そこで、新潟駅南口中央広場を、より使い勝手の良い広場としていくための協議・検討を行うべく、「新潟駅南口中央広場・利活用推進検討会(以下、検討会)」を新潟駅周辺整備に関わる市民参加企画会議(駅きかく会議)で開催しました。

 第1回の検討会では、イベント主催者による「使い勝手の検証」を行いました。


第1回 新潟駅南口中央広場・利活用推進検討会 議事要旨
開催日時:平成22年2月25日(木)15:00〜17:00
開催会場:新潟市役所第1分館401会議室
出席者 :12名
     エキナン会
     光のページェント実行委員会
     トキめき新潟国体新潟市実行委員会事務局(元担当者)
     新潟駅周辺整備事務所
     中央区建設課
     NPO法人まちづくり学校

【広場を利用してみての感想】
<エキナンフェスタ>
◆会場レイアウト(設備配置含む)と人の動線について
 ○設備が通行者に危険をもたらす可能性がある(配管使用時に排水溝のフタが
  閉まらず通行者が躓く/配線・コンセントに足を引っ掛けて転倒する)。使
  い勝手等を事前にチェックし、対処する必要がある。
 ○設備等の配置が制限されてしまうため、人の動線を誘導できるといい。

<新潟市交流広場・トキめきカーニバル>
◆開催状況と感想
 ○1年3カ月の準備期間を設け、24日間、11:00〜20:00の時間帯で実施。
 ○来場者は7万人。多い日は1日2000人程だった。
 ○ゴミ問題、けが人、盗難等のトラブルはなかった。
◆会場レイアウト(設備含む)と人の動線について
 ○屋根があると雨天時は良いが、誘客性が劣る事が分かった。
 ○電源管理に苦労した。大きいイベントの場合、もっと外側寄りに電源がある
  と使いやすい。
 ○床面に錆が付着して、それを落とすのが大変だった。
 ○設備がイベント参加者・通行者等に危険をもたらす可能性がある。
 ○電源使用時に差し込み口のフタが閉まらず、躓く危険性がある。
 ○テントを設置する場合、風の強さや流れによってテントのウエイトがずれて
  しまうことが予想される。経験を重ねていくことで分かってくるのだろうが、
  今の段階ではどの程度の対応が必要となるか予測しづらい。
 ○ペデストリアンデッキに多くの人が集まっていた。デッキのフェンスに寄り
  かかって倒れてしまうなどの事故があった場合、保安責任はどこにあるのか。
  安全管理について検討が必要である。
◆音響について
 ○音に関する苦情は無かったが、太鼓の音が上に抜けていくことが分かった。
◆夜間営業について
 ○夜間出入り制限に苦労した。24時間警備を実施し、広場利用規則を作り利用
  制限を行う等の配慮を行った結果、特に問題は起こらなかった。
 ○夜間営業時、既存の照明では暗く不便だった。飲食エリアにバルーン照明を
  設置したが、ディーゼルの排気集と運転音が気になった。
◆中継車の配置について
○テレビ中継の電波送信を確保することが難しいことが分かった。電波送信でき
 る場所が限られてしまうため、今後の対応を検討する必要がある。

<Niigata光のページェント>
◆搬出入について
 ○車での搬入が難しい。広場の脇に一時駐車をしていると管理人に怒られてし
  まう。一般駐車場が遠く、そこからの搬出入は大変である。
 ○搬出入時、歩行者がいて危ないと感じた。
◆レイアウト(設備含む)と人の動線について
 ○通路に配線を施すと、歩行者の通行の妨げ、躓きの原因になる。
 ○ペデストリアンデッキの安全策が必要である。コンサート時に転落事故にな
  りかねない。設計者の意図も踏まえつつ、イベント時には安全対応を行って
  いくことが必要である。安全性確保のため、ネットをつけたり、ブザーをつ
  けたりすることも考えられる。
◆イルミネーションについて
 ○電源管理が課題である。ソーラー電池を取り入れるとの話もある。
◆イベント開催告知について
 ○駅構内でイベントのPRが難しい。JR東日本との連携が必要である。

【搬入時におけるルールについて】
○前日に搬入したり、数日間開催したりする場合、夜間は設備を放置しておきた
 いが、どうしたらよいか。
→夜間警備を行えば放置は可能。(JRとしては、器物破損等の恐れがあるため
 放置して欲しくないとの希望あり。JRの意向も考慮する必要がある)また、
 テントは毎日たたまなければならない。(これが大変である)

○床にアンカーボルト設置は可能か?毎回の作業が大変である。この作業がある
 ことで、使用許可をためらってしまうのではないか。
→今後の検討課題。

○倉庫は貸し出してもらえるのか。
→倉庫を貸し出すことは可能である。ただし、倉庫内には照明がない。

○プラーカ2の階段下を活用させてもらえないだろうか。
→今後の検討課題。

○搬入車のルールが必要。今後苦情が出てくるだろう。

【今後の検討事項】
◆広場のイメージ作りをしたい
 ○新潟市民は、オシャレな場所に飢えている。オシャレなイメージづくりが必要。
◆出店を促す仕掛けが必要ではないか
 ○広場の試用期間も必要。経験を重ねて分かることもある。
 ○現状では利用申込数が殆どない。定期開催を狙ってネットワークづくりをして
  いくことが必要。
◆近隣住民への配慮が必要
 ○音響のルールを作りたい。近隣から苦情がでないように、夜間の音の流れを考
  慮していくことが必要である。

# by niigata-eki | 2010-02-27 14:58 | ワークショップ結果報  

南口中央広場の使い勝手の検証を行いました

 9/12-13に開催したエキナンフェスタは、はじめて南口中央広場を使用して行うイベントということもあり、様々な点で試行錯誤の状態でした。今後、広場の利活用を促進させていく上では、今回の経験を次につなげていくためにも、きちんとした使い勝手の検証が必要ということから、実行委員メンバーで話し合いを行いました。以下に、出された意見の概要をお知らせします。

【イベントの準備・段取り】
 段取りは、時間のない中にしては上出来。準備作業は、経験者の力が大きかった。やってみてわかったことが多々あった。

【イベント内容について】
○初めてにしては上出来だと思う。やはり、天候に大きく左右された(初日の夕方は大変だった)が、天候のよかった2日目は来場者数はまずまずだったと思う。
○ミュージシャンの人は嬉しかった、またやりたいという意見だった。音があると人は集まってくるものの、出店数が少なくが若干さびしい印象があった。出店した飲食店の売上は、今回はあまり良くなかったようだ。

【会場レイアウトについて】
○開放感のある会場レイアウトにして正解だった。特にパラソルの設置は非常に効果的であった。
○広場南側の交差点付近に、通行スペースをつくる必要があることがわかった(スペースが無いと通行人が交差点へはみ出して通行し危険)。また、通行スペースとするために、配線の養生が必要となるほか、排水溝のフタが閉まらず、通行者には危険であることがわかった。
○外からの見え方というのは、イベント企画をする上で重要だと思った。ペデストリアンデッキからの眺めを考えると、駅舎側にテントを置くのはあまり好ましくないかもしれない。ウッドデッキはもっと活用すべきだった。

【人の動線について】
○歩道をまっすぐ入ってくる人が多かった。歩道を渡ったところに看板があるとよかった。また、ステージがあってもよかった。(今回はいろいろなところでやっていたが、やはりステージという位置づけがあるとよいと思う)

【設備について】
○使い勝手としては致命的なものはなかった。ただし、テントを毎回撤収(組み立て)をしなくてはいけなかったのが、不便であった。
○電力の容量について、もっと細かな事前確認が必要だったのではないか。(個々にブレーカーがついているのか、個々の容量はどうか)
○街灯にも、コンセントが設備されていたことは良かったが、電源・排水設備の配置は、使い勝手的に今一つのような気がした。
○広場利用のための備品(テントなど)があるとよい。

【搬入出について】
○搬入時にバスロータリーで荷降ろしをしたり、車道で降ろしていた。搬入場所は、きちんと下ろす場所を決めておくことが必要になりそう。
○搬入出の車の駐車場の問題がでてくると思う。(今回はプラーカ3脇の旧タクシー乗り場に停められて良かったが・・・)

【倉庫について】
○コネクターキューブの中に倉庫があってとても助かった。(台車が常備されていると更によいのだが・・・)
○倉庫内に照明設備が無く、作業時に暗くて困った。


何はともあれ、実際にやってわかったことが多々あったことが収穫でした。
こうした検証は、今後も継続していきたいと思います。

# by niigata-eki | 2009-10-15 14:55 | ワークショップ結果報